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【比較検証】カストロールのエッジLLの違いは何?

エンジンオイル
購入検討中のあなた
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カストロールのエンジンオイルのエッジには、LLというのがありますが、何か違うんですか?

カストロールのエンジンオイル、エッジ(EDGE)シリーズは、100%合成オイルです。

国内向けの製品として、5W-30には、FE、LL、SNの3種類の製品があります。

5W-30で比較すると、FEとSNは、同じクラスになります。

細かい違いを言うと、SNというのは、アメリカのAPIというエンジンオイルの規格のSNグレードを満たすオイル。FEは、カストロール製品の中で、省燃費の方へ振ったオイルに付けられている略称になっています。(Fuel Economyの略か?)準拠規格としては、API規格がSP、ILSACがGF-6を満たすオイルになっています。

またLLは、欧州車用のオイル規格ACEAのC3規格を満たすオイルになっています。

一般的な、国産車の場合は、FEシリーズの選択が無難です。

本文では、さらに詳しく解説していきます。

燃費も走りも、5W-30 FE/

欧州車も安心、5W-30 LL

カストロール エッジ 5W-30 FEとLLの違いをレビュー

冒頭にも書きましたが、カストロール エッジ(EDGE)のFE、LL、SN違いは、準拠している規格の違いと考えるのが、わかりやすいでしょう。

ここでは、FEシリーズとLLシリーズの違いについて、もう少し詳しく掘り下げてみます。

FEシリーズは、API規格がSP、ILSACがGF-6を満たすオイルでした。一方、LLシリーズは、ACEAのC3規格を満たすオイルでしたね。

カーすき
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ここで、オイルの国際規格について簡単にまとめますね。

API規格とは?

API規格は、米国石油協会(API)が定める石油に関する規格の総称です。エンジンオイルのグレード以外にも、油田における原油生産設備からパイプライン輸送、石油製品の製造まで、数多くの規格が定められています。

APIが定めている、オイルのグレード(サービスカテゴリ)について表にまとめてみました。

カテゴリー 導入年 主な特徴
SP 2020 ターボチャージャーや直噴技術向けに設計され、LSPIのリスク低減、高い酸化安定性、優れた摩耗防止性能を提供
SN 2010 優れた酸化安定性、スラッジ防止性能、エンジン部品の摩耗保護
SM 2004 酸化防止、摩耗防止、スラッジおよびバーンスデポジットの形成低減
SL 2001 高温下での油膜の安定性向上、沈降物と摩耗からエンジンを保護
SJ 1996 旧世代エンジン向けで、一定の酸化安定性と摩耗保護

ILSAC規格とは?

ILSAC規格(International Lubricants Standardization and Approval Committee)は、主に北米で使用される自動車エンジンオイルの性能基準です。この規格は、自動車メーカーとオイル産業の共同で設立された委員会によって開発されており、燃費の向上、エンジン保護、排出ガス削減などの性能を保証します。

ILSACのGF規格の主要な特徴を表にまとめてみました。

規格 導入年 主な特徴
GF-6 2020 LSPIの防止、燃費向上、エンジンの摩耗保護、低温時の性能向上など、現代のエンジン技術に適した要求を満たす
GF-5 2010 高い燃費効率、エンジンの清浄性、排出ガス削減、保護性能を向上させる設計
GF-4 2004 摩耗保護、油の酸化安定性の向上、燃費性能の改善
GF-3 2001 沈降物の形成抑制、酸化安定性、低揮発性向上
GF-2 1996 排出ガス削減、エンジン保護、燃費性能の改善
GF-1 1990 初期の基準で、摩耗保護と清浄性の基本要求を設定

ACEA規格とは?

ACEA規格(Association des Constructeurs Européens d’Automobiles)は、ヨーロッパの自動車メーカー協会によって定められた、エンジンオイルの性能基準です。この規格は主にヨーロッパ市場の車両に適した要求を満たすために設計されており、特にヨーロッパ車の独特のエンジン設計や厳しい環境基準に適応することを目的としています。

カテゴリ 対象車両 特徴
A/Bシリーズ 乗用車(ガソリン・ディーゼルエンジン) エンジンの清浄性、摩耗保護、燃費効率を向上させる
Cシリーズ 触媒コンバーターとDPFを搭載した車両 低灰分、低硫黄、低リン(Low SAPS)の要求に対応
Eシリーズ 商用車(ディーゼルエンジン) 高負荷条件下での耐久性と保護性能を重視

カストロール エッジ 5W-30 FEの口コミ

購入検討中のあなた
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FEの口コミが知りたいです。

悪い口コミ

  • 値段が高い
  • 燃費向上を実感できない

※値段に関しては、高性能な全合成エンジンオイルということもあり、ある程度仕方ない部分かもしれません。燃費向上に関しては、車種や使用状況によって効果が実感できない場合もあるようです。

良い口コミ

  • 燃費が向上した
  • エンジン音が静かになった
  • 加速性能が向上した
  • 振動が減った
  • 長持ちする

\エンジンなめらか、燃費賢く/

カストロール エッジ 5W-30 LLの口コミ

購入検討中のあなた
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LLの口コミもお願いします。

悪い口コミ

  • 値段が高い
  • 適合車種が限られている

※値段に関しては、欧州車規格準拠のオイルなので、致し方ありませんね。適合車種についても、元々、欧州車の規格に準拠したものであり、適合車種が限られていることも仕方ないでしょう。

良い口コミ

  • オイル交換サイクルが延びた
  • エンジン音が静かになった
  • 振動が減った
  • スムーズな加速
  • 高温での安定性

\エンジン保護、長持ち性能/

カストロール エッジのFEとLLは、どちらがおすすめ?

購入検討中のあなた
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結論として、どっちがおすすめ?

カーすき
カーすき

はい、ではお答えしますね。

大前提として、エンジンオイルの場合、粘度やグレードなど、車種(エンジン)に適合したものを使わないといけません。

例えば、エッジのLLは、高性能オイルではありますが、FEに比べて、同じ5W-30でも若干、粘度が高いという話も聞きます。

高いからいいというわけではなく、自分の車のエンジンに合わなければ、最悪、故障の原因になることもあるでしょう。

以上を踏まえて、通常の国産車種であれば、FEで十分、欧州車、特にドイツ車のスポーツタイプの車種の場合は、LLをお勧めします。

まとめ

ここまで、カストロール エッジのFEとLLについて、違いを詳しく解説してきました。簡単にまとめると、以下のようになります。

  • FEシリーズは、API規格がSP、ILSACがGF-6を満たすオイルでした。一方、LLシリーズは、ACEAのC3規格を満たすオイル
  • 通常の国産車種であれば、FEで十分。
  • 購入の際は、自分の車の車種に適合しているかをよく確認してから。

\軽快走り、頼れる燃費/

\欧州車も安心、5W-30 LL/

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