アルパインのDA7とDA7zの違いを詳しく知りたい。
DA7とDA7zは、アルパイン製2DINタイプのディスプレイオーディオになります。
DA7の発売時期は2020年11月、DA7zの発売時期は2021年12月になっています。型番から想像すると、DA7zはDA7の後継機種という位置付けかと思いますが、後述するように本体部分の形状が全く違っており、ほとんど新設計の製品になっています。
両機種の主な違いをまとめると、以下の表のようになります。
DA7 | DA7z | |
---|---|---|
発売日 | 2020年11月 | 2021年12月 |
解像度 | WVGA(800×480) | XGA(1280×720) |
HDMI入出力 | × | 〇 |
ハイレゾ音源再生 | 48kHz | 96kHz |
ワイヤレス Apple carplay | × | 〇 |
本体重量 | 0.92kg | 1.4kg |
価格 | 4万円弱 | 約5万円弱 |
この表からわかるように、DA7とDA7zの機能の差は随分とあります。
本文では、さらに詳しく解説していきます。
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アルパインのDA7とDA7zの違いをレビュー
ここでは、DA7とDA7zの違いを詳しく見ていきましょう。
画質(解像度)
画面の解像度を比較すると、
DA7が、WVGA(800×480)、DA7zが、XGA(1280×720)と大きく違っています。
画素数で比べると、2倍以上の差になります。
DA7は、発売から4年近く経っていますので、画質の面だけ見ても、少し貧弱な気がします。
特に、スマホとつないで、地図や動画を表示した時に不満を感じるかもしれません。
HDMI入出力
HDMI入出力の対応は、DA7はありません。
DA7zでは、入出力、共に対応していて、
例えば、
- スマホとつないで、ミラーリング
- 後部座席のモニターに、本体の画面を映す
などの、使い方ができるようになっています。
最近では、当たり前の機能になってきていますから、DA7は、この点でも、少し不満を感じます。
ハイレゾ音源再生
USBメモリー等で、音源ファイルを再生する時のスペックに違いがあります。
DA7では、サンプリング周波数が48kHzまで、DA7zでは、96kHzまで対応となっています。
ハイレゾの定義は、今一つ、曖昧ですが、CDクオリティのサンプリング周波数44.1kHz、量子化ビット数16ビット以上のフォーマットを再生できると考えれば、共にハイレゾ再生対応と言えますが、DA7では48kHzまでの対応となっています。
もっとも、実際に、音楽を再生した時の音質は、この仕様だけで決まるわけではなく、むしろ、スピーカーやアンプ、あるいは車内の環境や、セッティングなどのその他の部分の要素の方が、はるかに重要な部分を占めますから、実質はそれほど問題ではないと思います。
ワイヤレス Apple carplay
有線接続のApple carplayやAndroid Autoには、両機種とも対応しています。
ワイヤレスのApple carplayの対応は、DA7zにしかありません。
こちらも、最近では、ワイヤレス接続が普及してきましたので、DA7は少し不満を感じる部分です。
もちろん、サードパーティのワイヤレス対応機器を付ければ、DA7でもワイヤレス化できますが、DA7とDA7zの価格差以上の投資が必要になりますので、本末転倒かと思います。
本体重量
DA7とDA7zはディスプレイ部分だけを見ると、2DINサイズで、ほぼ違いはありませんが、ディスプレイ部分を除いた本体部分が大きく異なっています。
図で見たほうがわかりやすいでしょう。
DA7
出典:https://products.alpine.co.jp/om/owner/dl?P1=7937&P2=4997
DA7z
出典:https://products.alpine.co.jp/om/owner/dl?P1=8377&P2=5048
図からわかるように、DA7は、本体部分がディスプレイ部分と同じ2DINサイズ。ただし、奥行きは短く60mm。
DA7zは、本体部分は1DINサイズしかありありせんが、奥行きが、149.6mmとなっています。
本体重量も随分違っていて、DA7は、0.92kgに対して、DA7zは、1.4kgもあります。
このことからわかるように、DA7zは、DA7の後継機種の位置付けですが、全く新しい設計で作られたものということがわかりますし、重量から考えても、DA7に比べて、物量投入された高スペックの機種であろうと想像されます。
DA7の口コミ
DA7の口コミはどうですか?
悪い口コミ
- 高音域が強調されすぎて、長時間聴くと疲れる。
- 画面が小さすぎて、文字が見づらい。
※音質については、DA7にも、いろいろ機能があります。高域が強すぎる場合、ローパスフィルターで高域をある程度カットすれば、随分変わると思います。
※画面サイズは、確かに7インチは、最近の主流からすれば小さいです。特にDA7は、画面の解像度が低いので余計にそう感じるかもしれませんね。
良い口コミ
- 今まで聴いていた音楽が全く別物に聞こえるようになった。
- CarPlayで好きな音楽を簡単に再生できる。
- デザインがシンプルでスタイリッシュ。
- コストパフォーマンスが高い。
- 臨場感あふれるサウンド。
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DA7zの口コミ
DA7zの口コミもお願いします。
悪い口コミ
DA7zについての悪い口コミは、DA7と同じようなものでした。
- 高音域が強調されすぎて、シャリシャリする
- 画面が小さすぎる、見づらい
※音質については、真逆の良い口コミもたくさんあるので、主観の差もありますが、セッティングで随分変わりますので、調整不足かもしれません。
※画面の大きさについては、否定はしません。ただし、DA7zは画質も向上していますし、大きな画面は、いわゆるフローティングタイプになるのが普通なので、車種によって取り付けが難しくなる場合があります。
良い口コミ
- スマホとの連携がスムーズで、Apple CarPlayとAndroid Autoに完全対応。
- 高音質なハイレゾ音源再生が可能。
- HDMIミラーリングにより、YouTubeなどの動画視聴が楽しめる。
- GPS機能と車速センサーを連携させて、自車位置の精度が向上。
- ワイヤレス接続も有線接続も可能で、音楽を自動で再生開始。
\あなたのカーライフを、至福の時間へ/
DA7とDA7zは、どちらがおすすめ?
では、どっちがおすすめ?
では、お答えしますね。
DA7は、発売から既に4年を経過し、現在主流の機能から考えても、未対応のものが多く、少々残念なスペックになっています。
一方、DA7zも発売から3年近く経ってはいますが、機能的には、最近の機種に比べても、そう遜色はありません。
もちろん、価格差が1万程度ありますから、予算にもよりますが、
カーすきなら、間違いなくDA7zを選ぶと思います。
まとめ
ここまで、アルパインのDA7とDA7zの違いを詳しく解説してきました。簡単にまとめると、以下のようになります。
- DA7zは、DA7の後継機種の位置付けであるが、完全に新しい設計の機種で、機能的にも追加されたものが多い。
- DA7zの機能は、最近の機種と比べても、遜色ないレベル。
- 価格差が1万円程度はあるので、必要最小限の機能でよく、価格を抑えたい場合は、DA7も選択肢になるが、今から買う場合は、DA7zを強くお勧めする。
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