カロッツェリアTS-F1740SⅡとTS-F1740Sの違いってあるの?
TS-F1740SⅡとTS-F1740Sは、共に、カロッツェリア製17cm セパレート2ウェイスピーカーになります。
TS-F1740Sの発売時期は2018年10月、TS-F1740SⅡの発売時期は2021年10月で、TS-F1740SⅡがTS-F1740Sの後継機種という位置づけになっています。
TS-F1740SとTS-F1740SⅡの違いは、仕様を比較する限り、全くありません。
公式ホームページの写真を比較すると、わずかにツィーターの色が一部変わったように見えます。
本文では、さらに詳しく解説していきます。
\驚きの臨場感! ハイレゾ対応カースピーカー/
TS-F1740SⅡとTS-F1740Sの違いをレビュー
項目 | TS-F1740SII | TS-F1740S |
---|---|---|
発売時期 | 2021年10月 | 2018年10月 |
価格 | オープン | 16,000円 |
タイプ | セパレート | セパレート |
ウーファー口径 | 17cm | 17cm |
トゥイーター口径 | 2.9cm | 2.9cm |
瞬間最大入力 | 160W | 160W |
定格入力 | 35W | 35W |
周波数特性 | 30Hz – 58kHz | 30Hz – 58kHz |
インピーダンス | 4Ω | 4Ω |
出力音圧レベル | 91dB | 91dB |
取付穴寸法 | 144mm | 144mm |
質量 | <ウーファー>0.68 kg<トゥイーター>0.049 kg | <ウーファー>0.68 kg<トゥイーター>0.049 kg |
ハイレゾ対応 | ○ | ○ |
新技術「Open & Smooth」コンセプト | ○ | ○ |
TS-F1740SⅡとTS-F1740Sの違いは、上の表からわかるように、発売時期と、価格以外は、全く同じになっています。
公式ページより、外観の写真を比べてみました。
TS-F1740SⅡ
TS-F1740S
出典:https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/speaker/custom_fit_sp/ts-f1740s_ts-f1640s_ts-f1040s/#tab_menu
この写真を比べると、ツィーターの中の部品の色が変わっているように見えますが、それ以外は全く同じに見えます。
それどころか、TS-F1740SⅡの写真のウーハーの裏側に書かれている型番は、TS-F1740Sのままになっています。
以上のことから、TS-F1740SとTS-F1740SⅡは全く同じもので型番だけ新しくしたものではないかと想像されます。
TS-F1740SⅡとTS-F1740Sの共通スペック
ここでは、TS-F1740SⅡとTS-F1740Sの共通のスペックで、主なものを見てみましょう。
ハイレゾ対応
先に掲載した表からもわかるように、TS-F1740SⅡとTS-F1740Sの両機種とも、再生周波数帯域が30Hz – 58kHzとなっており、ハイレゾ対応の定義である40kHzを満たしています。
ここでひとこと!
あまり大きな声では言ってはいけないのかもしれませんが、
実際にハイレゾの音源を再生するために、再生装置が対応しているかどうかが問題になるのは、デジタルをアナログに変換するところであって、アナログを再生する段階のスピーカーには、ハイレゾ対応のための技術的な要件というものはありません。
ただ、再生周波数帯域が、40kHzを超えるスピーカーには、ハイレゾ対応と言うロゴが付けられるようになったため、一部の人には大きな誤解が生じているように思います。
「Open & Smooth」コンセプト
両製品とも、カロッツェリアの「Open & Smooth」というコンセプトに沿った製品となっています。
「Open & Smooth」とは?
カロッツェリアが提唱するカーオーディオの音質向上技術です。車室という限られた空間でも、原音に近い自然で滑らかなサウンドを実現することを目指しています。
主な特徴
- 中音域の指向性を向上: トゥイーターから中音域も再生することで、車室内での音の広がりと定位感を改善。
- 歪みを低減: 高音質パーツを採用し、クリアで力強いサウンドを実現。
- 車室音響に最適化: 車種ごとの音響特性を分析し、最適な音質調整を施す。
これによって得られる恩恵として、
- 音楽をより自然に楽しめる
- 臨場感あふれるサウンドで、ドライブがより楽しくなる
- 車室空間がコンサートホールに変貌
「Open & Smooth」コンセプト搭載モデルは、高音質カーオーディオを求める方におすすめです。
\音楽の息吹を体感! 新技術「Open & Smooth」搭載/
TS-F1740SⅡの口コミ
TS-F1740SⅡの口コミが知りたい。
悪い口コミ
- 純正スピーカーから交換したものの、期待していたほどの音質向上を実感できなかった。
- 説明書が分かりにくく、取り付けに時間がかかった。また、車種によっては加工が必要な場合がある。
※音質に対する評価は、個人差がありますので、何とも言い難いですが、通常の場合、純正スピーカーは、コスト削減のため、取り外してみるとビックリするくらいチープなものが使われていることが多く、ポン付けで交換しただけでも音質の向上を感じることが多いです。
※メーカーサイトには、車種別の取り付け対応表が掲載されていると思いますので、あらかじめ確認してからの購入をおすすめします。
良い口コミ
- 純正スピーカーから交換したところ、明らかに音質が向上し、音楽を聴くのが楽しくなった。特に、中音域の表現力が素晴らしい。
- この価格帯でこの音質のスピーカーはなかなかないと思う。コスパは非常に高い。
- 取り付け自体は簡単だった。車種によっては加工が必要になる場合もあるようだが、私の車種は問題なかった。
- シンプルで飽きのこないデザインが気に入っている。車種を選ばないデザインだと思う。
- 高音から低音までクリアな音質で、音楽の種類を問わず楽しめる。特に、ボーカルがクリアに聞こえるのが嬉しい。
- トゥイーターから中音域も再生されるため、車室全体に音が広がり、臨場感あふれるサウンドを楽しめる。
\あなただけの空間へ。 車室音響を自在に操る「TS-F1740SII」/
TS-F1740Sの口コミ
悪い口コミ
- 音量を大きくすると、音が割れやすいです。期待していたほどのパワーは感じられませんでした。
- 取り付け説明書が少し分かりにくく、初心者には厳しいかもしれません。もう少し詳しいガイドが欲しかったです。
※音が割れるのは、スピーカーだけのせいとは限りません。ドアの制振(デッドニング)加工の有無や程度によって、全く変わります。音割れが気になるようでしたら、一度、デッドニングを検討されたらいかがかと思います。
※この機種に限らず、初めての作業は、戸惑いも多いと思います。Youtubeなどの作業動画であらかじめイメージトレーニングすることも効果的です。
良い口コミ
- 音質がクリアで、特に高音が綺麗に聞こえます。カーステレオのグレードが一気に上がった気分です。
- 取り付けが思ったより簡単で、特別な工具を使わずに30分程度で設置できました。
- デザインがスタイリッシュで、車内の雰囲気がぐっと良くなりました。見た目も大事なので、満足しています。
- 価格が手頃で、この品質なら大満足です。他の高価なモデルと比較しても遜色ないくらい。
- 低音が強く、音楽を聴くのがより楽しくなりました。ドライブが待ち遠しいです。
- カスタマーサポートも親切で、少し問題があった時に迅速に対応してくれました。
TS-F1740SⅡとTS-F1740Sは、どちらがおすすめ?
結局、TS-F1740SⅡとTS-F1740Sは、どっちがおすすめ?
はい、ではお答えしますね。
TS-F1740SⅡとTS-F1740Sの実勢価格を調べていてわかったのですが、TS-F1740Sは既に新品で販売しているところはないようですね。
もしかすると、どこかで在庫があって、格安で売られているようなことがあれば買ってもいいかもしれませんが、そんなことがない限り、今から新たに買う場合は、TS-F1740SⅡ一択ということになります。
まとめ
ここまで、TS-F1740SⅡとTS-F1740Sの違いを詳しく解説してきました。簡単にまとめると、以下のようになります。
- TS-F1740SⅡとTS-F1740Sの仕様上の差はありません。
- 単に名前だけⅡを付けて売っているほど同じです。公式ページの写真を見ると、ツィータの一部の部品の色が違っているようにも見えますが、その程度です。
- ネット情報も調べてみましたが、違いについて書かれたものはありませんでした。
- TS-F1740Sは、既に市場に在庫はないようで、今から買うのであれば、TS-F1740SⅡになります。
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