こんにちは、カーすきです。スタッドレスタイヤ選び、特にブリヂストンの人気モデルBLIZZAK VRX2とVRX3の違いは気になりますよね。VRX3は「ブリザック史上最高性能」とうたわれ、特に氷上性能が向上していると聞きますが、価格もそれなりにします。一方で、VRX2は実績のあるスタンダードモデルとして、価格もこなれてきて魅力的です。「性能を取るか、コストパフォーマンスを取るか」まさに悩ましい選択です。
4シーズン目のVRX2で「あれ、ちょっと滑るかな?」と感じ始めている方や、家族を乗せて凍結路面を走る機会が多い方にとって、VRX3の氷上性能20%向上や4年後も続く性能は大きな安心材料になるかもしれません。でも、その性能アップは本当に価格差に見合う価値があるのでしょうか?

4年目のVRX2が滑り始めて不安…VRX3の性能向上は価格差に見合う価値があるの?

カーすきが性能、寿命、価格を徹底比較します!価格差以上の「安心感」があるか、技術的な根拠も踏まえて検証しますよ
旧モデルのVRX2と最新モデル(※WZ-1登場前の主力)VRX3の具体的な性能差、技術的な進化、そして実際のユーザーの声をもとに、どちらがあなたの冬のドライブに最適なのか、じっくり比較検討していきましょう。
- VRX2とVRX3の性能・価格・技術の具体的な違い
- 氷上性能20%向上の実際の価値
- 4年後も続く「効き持ち」性能の重要性
- どちらを選ぶべきかの判断基準とおすすめユーザー
VRX2とVRX3の明確な違い|性能向上は価格差に見合うのか
BLIZZAK VRX2とVRX3は、どちらもブリヂストンが誇る高性能スタッドレスタイヤですが、開発された時期と目指した性能に違いがあります。VRX2は信頼性と実績のあるスタンダードモデル、VRX3はさらに氷上性能と持続性を高めたアップグレードモデルという位置づけです。
| 比較項目 | BLIZZAK VRX3 (アップグレード) | BLIZZAK VRX2 (スタンダード) | 主な違い |
|---|---|---|---|
| 発売年 | 2021年 | 2017年 | VRX3が4年新しい |
| 氷上ブレーキ性能 | ◎ (VRX2比20%向上) | ◯ | VRX3の進化が最も大きい点 |
| 摩耗ライフ(寿命) | ◎ (VRX2比17%向上) | ◯ (VRX比22%向上) | VRX3の方がより長持ち |
| 効き持ち(性能持続) | ◎ (4年後も性能維持) | ◯ (経年で硬化) | VRX3はゴムの硬化を抑制 |
| 価格 | △ (高い) | ◯ (VRX3より手頃) | VRX2のコストパフォーマンスが高い |
| 発泡ゴム技術 | フレキシブル発泡ゴム | アクティブ発泡ゴム2 | VRX3は吸水力とゴムの柔らかさ維持力が向上 |
| トレッドパターン | 新トレッドパターン | 非対称パタン | VRX3は水流コントロールと接地性が向上 |
このセクションでは、まず両者の基本的な立ち位置の違いを確認し、性能・価格の差を把握した上で、カーすきが考える選択基準、そして特にVRX2からの買い替えを検討している方が持つであろう具体的な悩みについて掘り下げていきます。
ブリヂストン ブリザックVRX2とVRX3の基本的な立ち位置
BLIZZAK VRX2とVRX3は、ブリヂストンのスタッドレスタイヤ「ブリザック」シリーズの中核をなすモデルです。VRX2は2017年に登場し、「アクティブ発泡ゴム2」などの技術で高い評価を得てきました。
一方、VRX3は2021年に発売された後継モデルで、「ブリザック史上最高性能」を掲げています。「フレキシブル発泡ゴム」や新トレッドパターンを採用し、特に氷上性能と性能の持続性(効き持ち)を向上させているのが特徴です。VRX3の登場により、VRX2は価格が手頃になった「スタンダードモデル」、VRX3はより高性能な「アップグレードモデル」という位置づけになりました。
一目でわかる性能比較|氷上性能・摩耗ライフ・価格の差
VRX2とVRX3の性能差を分かりやすく比較表にまとめました。
| 性能項目 | VRX3 (最新モデル) | VRX2 (スタンダードモデル) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 氷上ブレーキ性能 | ◎ (VRX2比20%向上) | ◯ | VRX3の最も大きなアドバンテージ |
| 摩耗ライフ (寿命) | ◎ (VRX2比17%向上) | ◯ (VRX比22%向上) | VRX3の方が長持ちする |
| 効き持ち (性能持続) | ◎ (4年後も性能維持) | ◯ | VRX3はゴムが硬くなりにくい |
| 雪上性能 | ◎ (VRX2より微向上) | ◯ | 大きな差はない |
| 静粛性 | ◎ (VRX2より微向上) | ◯ (VRX比31%低減) | VRX2も高いレベル |
| ドライ性能 | ◯ | ◯ | ほぼ同等 |
| ウェット性能 | ◯ | ◯ | ほぼ同等 |
| 価格 (2025年9月時点) | △ (高い) | ◯ (VRX3より手頃) | VRX2のコストパフォーマンスが高い |
※性能比較はブリヂストンによるテスト結果に基づく
※価格はタイヤサイズや販売店により変動
氷上ブレーキ性能と摩耗ライフ、そして効き持ち性能において、VRX3がVRX2を上回っている点がポイントです。
カーすきが考える VRX2とVRX3 どっちを選ぶべきかの判断基準
スタッドレスタイヤ選びで「vrx2 vrx3 どっち」が良いかは、単純な性能比較だけでは決められません。カーすきが考える判断基準は、あなたの「使い方」「予算」「安心感への要求度」の3つです。
- 使い方: 毎日の通勤で凍結路面を走る、週末にスキーで山道へ行くなど、冬道の走行頻度や路面状況はどうか。年間走行距離はどれくらいか。
- 予算: タイヤ4本にかけられる予算はいくらか。初期費用を抑えたいか、長期的なコストパフォーマンスを重視するか。
- 安心感への要求度: 「少しでも安全な方が良い」と考えるか、「必要十分な性能があれば良い」と考えるか。特に家族を乗せる機会が多いか。
これらの要素を総合的に考えて、性能向上が価格差に見合う価値があるかを判断することが大切です。
4シーズン目のVRX2ユーザーが抱える悩みとVRX3への期待
現在4シーズン目のVRX2を履いていて、「最近、交差点のアイスバーンで少しABSが作動する回数が増えた気がする」「ゴムが硬くなってきたかな?」と感じている方は少なくないはずです。スタッドレスタイヤは一般的に3〜4シーズンが交換の目安とされています。

4年使ったVRX2、性能落ちてきた気がするけど、まだ使えるかな?

スタッドレスタイヤは溝があってもゴムが硬くなると性能が低下します。特に氷上性能はゴムの柔らかさが重要なので、4シーズン目は交換を検討する良いタイミングですよ
そのような状況でVRX3の「氷上性能20%向上」や「4年後も性能が落ちにくい(効き持ち)」という特徴は、大きな魅力に映ります。しかし、VRX2より数万円高くなる価格設定がネックになるのも事実です。「本当にその価格差分の安心感が得られるのか?」という疑問を持つのは当然だと思います。
VRX2とVRX3 5つの違いを徹底比較レビュー
VRX2とVRX3の主な違いを5つのポイントに絞って、さらに詳しく比較・検証していきます。氷上ブレーキ性能の具体的な差、長持ち性能、それを実現する技術、そして価格とコストパフォーマンスについて掘り下げます。
| 比較項目 | BLIZZAK VRX3 | BLIZZAK VRX2 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 氷上ブレーキ性能 | VRX2比20%向上 | 基準 | 安全マージンに直結する差 |
| 摩耗ライフ・効き持ち | 摩耗ライフ17%向上・4年後も性能維持 | 摩耗ライフ VRX比22%向上・3年目安 | VRX3は長期的な安心感と経済性で有利 |
| 発泡ゴム技術 | フレキシブル発泡ゴム | アクティブ発泡ゴム2 | VRX3は吸水力向上とゴムの柔らかさ維持(経年劣化抑制) |
| トレッドパターン | 新トレッドパターン | 非対称パタン | VRX3は水流コントロールと接地性でグリップ力向上 |
| 価格・コスパ | 高価格帯・長期使用でコスパ向上 | 中〜高価格帯・初期コストで有利 | 予算と使用期間で判断が分かれる |
これらの違いが、実際の冬道走行でどのようなメリット・デメリットにつながるのかを見ていきましょう。
違い1|氷上ブレーキ性能比較|VRX3はVRX2より20%向上は本当か
VRX3の最大のセールスポイントは、VRX2と比較して氷上ブレーキ性能が20%向上したことです。ブリヂストンのテストデータによると、時速20kmからの制動距離比較で、VRX2が16.11mだったのに対し、VRX3は13.18mと、約3mも短く停止しています。

たった3mの違いで、そんなに変わるもの?

時速20kmという低速でも車1台分近い差が出ます。実際の運転ではもっと速度が出ている場面が多いですし、急ブレーキが必要な状況では、この3mが生死を分ける可能性も十分にありますよ
この性能向上は、「フレキシブル発泡ゴム」による水膜除去能力の向上と、「新トレッドパターン」による接地性の改善によって実現されました。特に、凍結しやすい交差点やカーブでの「ヒヤリ」とする場面を減らし、追突事故などのリスク低減に繋がります。家族を乗せる機会が多いドライバーにとって、このブレーキ性能の向上は大きな安心材料となるはずです。
違い2|摩耗ライフと効き持ち(性能持続)|VRX3は4年後も安心?
スタッドレスタイヤは、使っていくうちに摩耗し、ゴムが硬くなることで性能が低下します。VRX3は、摩耗ライフ(寿命)がVRX2比で17%向上しています。より長く使えるので、買い替えサイクルが延び、結果的に経済的になる可能性があります。
さらに重要なのが「効き持ち」、つまり性能の持続性です。VRX3には「ロングステイブルポリマー」という特殊な素材が配合されており、ゴムの経年劣化による硬化を抑制します。ブリヂストンのテストでは、4年相当の時間を経過した後でも、VRX3はVRX2に比べてゴムの柔らかさが維持され、高い氷上摩擦係数を保つことが示されています。

VRX2も摩耗ライフが向上しているって聞いたけど?

VRX2も前モデルのVRXと比べて摩耗ライフは22%向上しています。ただし、「効き持ち」に関してはVRX3の方がゴムの硬化を抑える技術が進んでいるため、4年後も性能を維持できる点が大きな違いです
現在4シーズン目のVRX2で性能低下を感じている方にとって、VRX3の「4年後も続く安心感」は大きな魅力です。交換サイクルが長くなることで、トータルコストを抑えられる可能性もあります。
違い3|採用技術|フレキシブル発泡ゴム vs アクティブ発泡ゴム2
氷上性能の違いを生み出す核心技術が「発泡ゴム」です。スタッドレスタイヤが氷の上で滑るのは、タイヤと氷の間にできる「水膜」が原因です。ブリヂストンの発泡ゴムは、ゴム内部に多数の気泡と水路を持ち、この水膜をスポンジのように吸い取ることで、タイヤを氷面にしっかり密着させます。
VRX2には「アクティブ発泡ゴム2」が採用されています。水路の表面を水と馴染みやすい素材でコーティングし、吸水力を高めています。
一方、VRX3には進化した「フレキシブル発泡ゴム」が搭載されました。水路の断面形状を円形から楕円形に変えることで、毛細管現象(細い管の中を液体が吸い上げられる現象)の効果を高め、吸水スピードを向上させています。さらに、「ロングステイブルポリマー」配合により、ゴムの柔らかさを長期間維持する効果も加わりました(ゴム 硬化 抑制)。
| ゴム技術 | 特徴 | メリット |
|---|---|---|
| フレキシブル発泡ゴム (VRX3) | 楕円形の水路、ロングステイブルポリマー配合 | 吸水スピード向上、ゴムの柔らかさ長持ち(効き持ち向上) |
| アクティブ発泡ゴム2 (VRX2) | 親水性素材コーティング | 高い水膜除去性能 |
このゴム技術の進化が、VRX3の氷上ブレーキ性能20%向上と「効き持ち」性能に大きく貢献しています。
違い4|トレッドパターンの進化|水膜除去と接地面積への影響
タイヤの溝の模様であるトレッドパターンも、氷上性能に影響します。VRX2は「非対称パタン」を採用し、ブロック剛性を高めて接地面積を最大化し、グリップ力を向上させています。「マイクロテクスチャー」という微細な凹凸も水膜除去に貢献します。
VRX3では「新トレッドパターン」が採用されました。主な進化点は以下の通りです。
- ブロックサイズの均等化: 接地圧を均一にし、タイヤと路面のすべりを低減、摩耗ライフ向上に貢献。
- サイプ角度の適正配置: ブロックの向きに応じてサイプ(細かい溝)の角度を変えることで、グリップ力を確保しつつブロック剛性を向上。
- 水流コントロール: L字ブロックや端止めサイプといった新形状により、タイヤ接地面への水の侵入を抑制し、ゴムがしっかり氷に密着できるようにサポート。
| トレッドパターン技術 | 特徴 | メリット |
|---|---|---|
| 新トレッドパターン (VRX3) | ブロックサイズ均等化、サイプ角度最適化、水流コントロール形状 | 接地圧均一化(摩耗抑制)、グリップ力と剛性両立、水膜除去サポート |
| 非対称パタン (VRX2) | ブロック剛性向上、マイクロテクスチャー | 接地面積最大化、初期の氷上性能発揮 |
フレキシブル発泡ゴムの効果を最大限に引き出し、氷上でのグリップ力向上(接地面積増加)と摩耗ライフ向上に繋がっています。
違い5|価格比較とコストパフォーマンス|価格差に見合う価値はあるか
性能面でVRX3が進化していることは明らかですが、問題は価格です。2025年9月時点でのオンラインストア最安値を比較すると、一般的なサイズ(例:195/65R15)でVRX3はVRX2よりも1本あたり数千円高く、4本セットでは1万円〜2万円以上の価格差になることが多いです。
| モデル | クラス | 最安値 (1本) | 最高値 (1本) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| VRX3 | アップグレード | 6,670円〜 | 84,330円 | 高性能・高価格 |
| VRX2 | スタンダード | 5,710円〜 | 38,690円 | バランス型・VRX3より手頃 |
※2025年9月18日時点のタイヤワールド館ベストの価格例。サイズにより大きく変動。

やっぱりVRX3は高いなあ… VRX2で十分じゃない?

確かに初期費用はVRX3の方が高くなります。ただ、VRX3は摩耗ライフが17%長く、4年後も性能が落ちにくいので、3年ごとにVRX2を買い替える場合と比較すると、4年間のトータルコストではVRX3の方が安くなる可能性もありますよ
単純な初期費用だけでなく、性能の持続性(効き持ち)と摩耗ライフ(寿命)を考慮した長期的なコストパフォーマンス(価格 コスパ)で判断することが重要です。「氷上性能20%向上」という安全マージンに、価格差分の価値を見いだせるかどうかが、選択の分かれ目になります。
VRX3利用者のリアルな口コミ・レビュー紹介
ブリザックVRX3の性能について、実際に使用しているユーザーはどのように感じているのでしょうか。ブリヂストンの公式サイトや各種レビューサイトから集めた評判を紹介します。
気になる口コミ
VRX3に関するネガティブな口コミは少ないですが、価格に関する意見や、新品時の慣らし運転について触れているものが見られます。
従来品より値段が上がった…ただし、性能と寿命を考えれば納得できる価格です!
慣らし期間が必要…でも、その後の性能は素晴らしいですよ!
価格の高さは事実ですが、「性能や寿命を考えれば納得」という声が多いのは、それだけ製品への満足度が高い証拠とも言えます。慣らし運転は高性能タイヤにはある程度必要なプロセスです。
良い口コミ
ポジティブな評価としては、やはり氷上性能の高さや性能の持続性、静粛性を挙げる声が多いです。
仕事で頻繁に雪山を上り下りするのに、 BLIZZAK以外の選択肢は無かったです。 氷上、雪道いずれも満足出来る性能でした。
横断歩道の手前のツルツル路面で ブレーキを踏んでもしっかり止まってくれました。 冬道でもより安心して運転しています。
2年目でもゴムの硬化が遅く、 VRX2より摩耗が少なく5〜6年は持ちそうです。 値は張るが性能が良いので購入して良かったです。
値段もそれなりでしたが、実際に4年履けて とても良い買い物が出来たと思います。 滑るなどの怖い思いもしませんでした。
乾燥路や濡れた道でも夏タイヤと違いを感じず、 走行音もかなり静かです。 やっぱり買うならBLIZZAKだなと思いました。
とても静かで冬タイヤ特有のクォォーンという 音が聞こえないことが多く寂しい程です(笑) 初の購入でしたが期待通りの性能です。
これらの口コミからは、VRX3がメーカーの謳う通り、高い氷上性能と効き持ち、静粛性を実現していることがうかがえます。特に「4年履けた」「2年目でもゴムの硬化が遅い」といった声は、性能の持続性を裏付けていますね。
最高性能と4年続く安心感を求めるなら
氷上性能・雪道性能に関する評判|本当に止まる・曲がる?
VRX3の口コミで最も多く見られるのが、氷上性能、特にブレーキ性能への高評価です。「横断歩道の手前のツルツル路面でしっかり止まってくれた」「VRX2と比べて運転席1つ分手前でブレーキがかかる」といった具体的な声は、氷上ブレーキ性能20%向上の効果を実感している証拠でしょう。
雪道に関しても「雪山の上り下りでも満足できる性能」という評価があり、雪上性能も高いレベルにあることがわかります。「走る、止まる、曲がる」という基本性能が高い次元でバランスしている点が評価されています。凍結路面 安心というキーワードがぴったりです。
摩耗ライフ(寿命)・効き持ちに関する評価|4年使った感想
VRX3のもう一つの大きな特徴である「効き持ち」性能についても、肯定的な口コミが見られます。「4年履けて、滑るなどの怖い思いをしなかった」「2年目でもゴムの硬化が遅く、VRX2より摩耗が少ない」といった声は、ロングステイブルポリマーの効果が出ていると考えられます。
スタッドレスタイヤは3〜4年での交換が一般的ですが、VRX3なら4シーズン安心して使える可能性が高いです。これは、買い替え頻度が減るため、長期的に見ると経済的なメリットにも繋がります。摩耗ライフ 寿命の長さは、VRX3を選ぶ大きな理由の一つになりそうです。
静粛性・乗り心地・燃費についての声
スタッドレスタイヤ特有の走行音(パターンノイズ)が気になる方もいますが、VRX3の静粛性 違いに対する評価も高いです。「乾燥路や濡れた道でも夏タイヤと違いを感じず、走行音もかなり静か」「冬タイヤ特有の音が聞こえないことが多い」といった口コミがあります。
乗り心地に関しても、しっかりとした剛性感と安定性を評価する声が見られます。燃費については「夏タイヤと少ししか変わらなかった」というVRX2の口コミがありましたが、VRX3も同等以上の低燃費性能が期待できます。冬道だけでなく、ドライ路面での快適性も高いレベルにあるようです。
VRX3の価格は高い?コスパに関する口コミ
VRX3の価格設定は、他のスタッドレスタイヤと比較すると高めです。しかし、口コミを見ると「値段もそれなりでしたが、実際に4年履けてとても良い買い物が出来た」「アルミホイールとセットで値段も手ごろで大満足です」といった、価格に対する満足度の高さがうかがえます。
「値は張るが性能が良いので購入して良かった」という声のように、初期投資は高くても、その性能(特に安全性)と寿命(効き持ち)を考えれば、結果的にコストパフォーマンスが良いと感じるユーザーが多いようです。価格 コスパの判断は、単に安いかどうかだけでなく、長期的な視点と安全への価値観が重要になります。
VRX2利用者のリアルな口コミ・レビュー紹介
VRX3が登場した後も、スタンダードモデルとして根強い人気を持つブリザックVRX2。その実力はどう評価されているのでしょうか。VRX2ユーザーの口コミ・レビューを見てみましょう。
気になる口コミ
VRX2の気になる点としては、価格や初期のフィーリングに関するものが挙げられます。
価格が少し高め…でも、その分長持ちするから結果的にはお得かも!
装着初期は少し固い感じがする…ただ、慣らし運転で解消されるから問題なし!
VRX2も発売当初はプレミアムモデルだったため、価格は安くありませんでした。現在はVRX3の登場で手頃になりましたが、それでも他のメーカーのタイヤよりは高価な場合があります。装着初期の硬さについては、慣らし運転でゴムが馴染むと解消されることが多いようです。
良い口コミ
VRX2の性能、特に氷上性能や静粛性、乗り心地に対する満足度は高いです。
前の車が、坂の上で滑っていて ぶつかるところを回避できて、 性能の良さを実感した。
高速道路の直線が長く続く所で フラフラを感じることなく運転できた。
降雪前の市街地を走行中、 音量を上げなくてもラジオを聴くことができた。
中央高速道路を走行時、運転中に 家族との会話を普通の声(の大きさ)でできるくらい静かだった。
高速道路の路面が乾いているところでスピードを出しても、走行音は静かだった。
カーブのアイスバーンで少し横に滑る程度でしっかりとグリップしてくれた
走行音が静かなところが気に入りました
また買い換える時も、ブリヂストンにしようかと思ってます
これらの口コミからは、VRX2が氷上での安全性、高速走行時の安定性、そして静粛性において、ユーザーから高い評価を得ていることがわかります。「スタンダードモデル」とはいえ、その性能は依然として一線級であることがうかがえますね。
価格と性能のバランスで選ぶなら
氷上性能・雪道性能に関する評判|スタンダードモデルの実力
VRX2の氷上性能については、「前の車が滑っていた坂道で回避できた」「カーブのアイスバーンで少し横滑りする程度でグリップしてくれた」といった、実際のヒヤリハット体験に基づいた評価が見られます。VRX3ほどの絶対的な性能ではありませんが、厳しい冬道でも信頼できるグリップ力を発揮することがわかります。
アクティブ発泡ゴム2と非対称パタンによる「しっかり止まる、曲がる」性能は、多くのドライバーに安心感を与えています。スタンダードモデルでありながら、高いレベルの氷上・雪道 性能を持っているのがVRX2の強みです。
摩耗ライフ(寿命)に関する評価|3シーズンでの状態
VRX2は、前モデルのVRXと比較して摩耗ライフが22%向上しています。口コミでは明確な使用年数に言及するものは少ないですが、「長持ちするから結果的にお得かも」という声もあります。
一般的にスタッドレスタイヤの交換目安は3〜4シーズンと言われており、VRX2もその期間は十分な性能を発揮すると考えられます。ただし、VRX3のように「4年後も性能維持」を明確にうたっているわけではないため、3シーズンを超えたあたりからは、ゴムの硬化や摩耗状態をより注意深く点検する必要がありそうです。
静粛性・乗り心地・燃費についての声
VRX2の口コミで特に目立つのが、静粛性の高さです。「走行音が静か」「夏タイヤと変わらないくらい静か」といった評価が多数あります。スタッドレスタイヤ特有のノイズが少ないため、冬場のドライブも快適です。
乗り心地に関しても、「高速道路でフラフラしない」といった安定性を評価する声があります。非対称サイド形状が、ドライ路面でのしっかり感にも貢献しているようです。燃費についても「夏タイヤと少ししか変わらなかった」という口コミがあり、転がり抵抗も比較的抑えられていると考えられます。
VRX2のコスパに関する口コミ|旧モデルでもまだ買える?
VRX3が登場したことで、VRX2は価格が下がり、コストパフォーマンスが魅力的な選択肢となっています。「価格を抑えつつ高性能なスタッドレスを探している方におすすめ」という評価もあります。

VRX2は古いモデルだけど、今から新品を買っても大丈夫?

はい、大丈夫です。ブリヂストンによると、適正に保管された新品スタッドレスタイヤは製造から3年間は同等の性能を保つことが確認されています。
信頼できる販売店で購入すれば問題ありませんよ。
VRX3ほどの最新性能はなくても、実績のあるブリザックブランドの安心感を、より手頃な価格で手に入れられるのがVRX2のメリットです。vrx2 まだ買えるか心配な方もいますが、多くの販売店で在庫があり、購入可能です。
カーすき的判断|性能重視ならVRX3 コスパ重視ならVRX2
ここまでVRX2とVRX3の性能、技術、価格、口コミを比較してきました。それぞれのタイヤにメリットがあり、どちらが絶対的に良いとは言い切れません。最終的な判断は、あなたの使い方や価値観によって変わってきます。
カーすきとしての最終的なおすすめを、重視するポイント別にまとめました。
性能を最優先するあなたへ|VRX3をおすすめする理由
- より高い氷上ブレーキ性能を求める方: VRX2比20%向上は、万が一の時の安全マージンを大きくします。
- タイヤを4シーズン以上、安心して使いたい方: 「効き持ち」性能の向上により、ゴムの硬化が抑制され、長期間高い性能を維持できます。
- 最新技術による最高の安心感を得たい方: フレキシブル発泡ゴムや新トレッドパターンなど、ブリヂストンの最新技術が投入されています。
- 初期費用が高くても、長期的な安全性と性能維持を重視する方: 4年間の使用を考えれば、トータルコストで見合う可能性があります。
特に、凍結路面を走行する機会が多い方、家族を乗せて運転する方、現在お使いのスタッドレスタイヤの性能低下に不安を感じている方には、VRX3がおすすめです。
最新技術で冬道の絶対的な安心感を求めるなら
価格と性能のバランスを重視するあなたへ|VRX2をおすすめする理由
- 初期費用をできるだけ抑えたい方: VRX3と比較して、数万円単位で安く購入できる場合があります。
- 市街地走行がメインで、VRX3ほどの氷上性能は必須ではないと考える方: VRX2でも十分な氷上性能と雪道性能を備えています。
- 静粛性や乗り心地を重視する方: VRX2は静粛性にも定評があり、快適なドライブが可能です。
- 3シーズン程度での交換を前提としている方: 性能が低下する前に交換するなら、VRX2の高いコストパフォーマンスは魅力的です。
VRX2は「信頼と実績のブリザック」であり、スタンダードモデルとして非常に完成度の高いタイヤです。予算を抑えつつ、ブリザックブランドの安心感を手に入れたい方には最適な選択肢と言えるでしょう。
実績ある性能を手頃な価格で手に入れたいなら
家族の安全と凍結路面での安心感を求めるならどちらを選ぶべきか
家族の安全を最優先に考えるなら、カーすきはVRX3をおすすめします。氷上ブレーキ性能20%向上という数値は、単なる性能アップではなく、事故のリスクを低減するための具体的なアドバンテージです。
特に小さなお子さんを乗せて運転する場合、万が一の急ブレーキで少しでも短く止まれることは、何物にも代えがたい安心感に繋がります。「あの時VRX3にしておけば…」と後悔しないためにも、安全への投資と考えるのが良いかもしれません。

でも、VRX2だって十分安全なんでしょ?

もちろんです。VRX2も高い安全基準を満たしたスタッドレスタイヤです。
ただ、VRX3は「さらに安全」を追求したモデルと言えます。特に凍結しやすい地域にお住まいだったり、冬場の運転に不安を感じる方にとっては、VRX3の性能向上が大きな安心材料になります。
4年間のトータルコストで考えるVRX2とVRX3の選択
初期費用はVRX3の方が高いですが、4年間のトータルコストで考えると、必ずしもVRX3が高くなるとは限りません。
- VRX3: 摩耗ライフが長く(VRX2比17%向上)、4年後も性能が持続するため、4年間安心して使える可能性が高い。
- VRX2: 一般的な交換目安(3〜4年)を考えると、4年目には性能低下の懸念があり、交換が必要になるかもしれない。
仮にVRX2を3年で交換し、VRX3を4年使うと仮定した場合、4年間でのタイヤ購入費用はVRX3の方が安くなる計算も成り立ちます。(タイヤ価格や交換工賃によります)
初期費用だけでなく、使用期間と性能維持を考慮した上で、どちらが自分の使い方にとって経済的かを検討する視点も重要です。
VRX2とVRX3 比較の要点と最適なスタッドレスタイヤ選び
VRX2とVRX3の比較ポイントと、あなたに合ったタイヤを選ぶための最終チェックです。
VRX2とVRX3の性能・技術・価格の違い早わかり表
改めて、VRX2とVRX3の主な違いを表で確認しましょう。
| 比較項目 | BLIZZAK VRX3 | BLIZZAK VRX2 |
|---|---|---|
| コンセプト | ブリザック史上最高性能、効き持ち向上 | 信頼と実績のスタンダードモデル |
| 氷上ブレーキ性能 | ◎ (20%向上) | ◯ |
| 摩耗ライフ | ◎ (17%向上) | ◯ (VRX比22%向上) |
| 効き持ち | ◎ (4年後も性能維持) | ◯ (3年目安) |
| 発泡ゴム | フレキシブル発泡ゴム(ロングステイブルポリマー配合) | アクティブ発泡ゴム2 |
| トレッドパターン | 新トレッドパターン | 非対称パタン |
| 価格帯 | 高 | 中〜高 (VRX3より手頃) |
| おすすめユーザー | 性能・持続性・絶対的な安心感を求める人 | コスパ・バランス・十分な安心感を求める人 |
最終的にどちらを選ぶか、以下のポイントを参考に判断してください。
- 凍結路面(アイスバーン)を走る頻度は?: 多いならVRX3の氷上性能が安心
- 山道やスキー場などへ行く機会は?: 多いならVRX3のグリップ力とブレーキ性能が有利
- スタッドレスタイヤを何年くらい使いたい?: 4年以上使いたいならVRX3の効き持ち性能
- 予算はどれくらい?: 初期費用を抑えたいならVRX2
- 現在VRX2を使っていて性能低下を感じる?: 感じるならVRX3へのステップアップがおすすめ
ブリヂストン ブリザックシリーズの最新情報|WZ-1との比較は?
2025年9月には、ブリザックシリーズの新たなフラッグシップモデルとして「BLIZZAK WZ-1」が登場しました。WZ-1は、VRX3をも上回る氷上ブレーキ性能(VRX3比11%短縮)と、ドライ路面での静粛性・乗り心地向上を実現した次世代モデルです。

WZ-1が出たなら、VRX3を選ぶ意味はあるの?

WZ-1は最高峰モデルですが、価格もさらに高くなります。VRX3はWZ-1登場後も主力モデルの一つであり、「ブリザック史上最高性能(発売当時)」として、依然としてトップクラスの性能を持っています。
予算と求める性能レベルに応じて、VRX3も選択肢として十分価値がありますよ。
WZ-1の登場により、VRX3の位置づけも変わる可能性がありますが、現時点(2025年10月)ではVRX3も高性能モデルとして魅力的な選択肢です。予算が許せばWZ-1も検討の価値がありますが、VRX3も依然として多くのドライバーにとって最良の選択肢の一つと言えるでしょう。
よくある質問
- QVRX2とVRX3の静粛性の違いは体感できるレベルですか?
- A
どちらも静粛性には定評がありますが、VRX2は前モデルのVRXから騒音エネルギーを31%低減しており、口コミでも「夏タイヤと変わらないくらい静か」という声が多いです。
VRX3もVRX2からわずかに静粛性が向上していますが、その差を多くの人がはっきりと体感できるかは、走行環境や車種にもよります。
静粛性を最優先するなら、実績のあるVRX2も良い選択肢です。
- Q氷上性能20%向上は、街乗りメインでも価値がありますか?
- A
街乗りメインであっても、交差点や日陰、橋の上などは予期せず凍結(アイスバーン)していることがあります。
ブリヂストンのテストでは、時速20kmという低速でもVRX3はVRX2より約3m手前で停止しています。
この差は、街中での追突事故などを防ぐ上で無視できない安全マージンとなります。
たまの雪道走行に備える場合でも、より高い氷上性能を持つVRX3を選ぶ価値は十分にあります。
- QVRX3の「効き持ち」(4年後も性能維持)は、どのように実現されているのですか?
- A
VRX3に採用されている「フレキシブル発泡ゴム」には、「ロングステイブルポリマー」という新素材が配合されています。
スタッドレスタイヤは時間と共にゴムに含まれるオイル成分が抜け、硬化して性能が低下しますが、ロングステイブルポリマーはオイルよりも抜けにくいため、ゴムの柔らかさが長期間維持されます。
これにより、4年経過後も高い氷上性能を持続できるのです(ゴム 硬化 抑制)。
- QVRX2は古いモデルですが、今から新品を購入しても性能は大丈夫ですか?
- A
はい、適正に保管されていれば問題ありません。
ブリヂストンによると、新品スタッドレスタイヤは製造から3年間は同等の性能を保つことが確認されています。
信頼できる販売店で購入する新品であれば、VRX2の性能を十分に発揮できます(vrx2 まだ買える)。
ただし、製造年週は確認することをおすすめします。
中古品の場合は、保管状況や使用状況が不明なため、性能低下のリスクがあります。
- QVRX3の摩耗ライフ17%向上は、VRX2(VRX比22%向上)より劣るのですか?
- A
比較対象が異なるため、単純にVRX3が劣るとは言えません。
– VRX3の17%向上:比較対象はVRX2 – VRX2の22%向上:比較対象は初代VRX つまり、VRX3はVRX2よりもさらに17%長持ちするように進化しています。
ブリザックシリーズは代々摩耗ライフ(寿命)を改善しており、VRX3が最も長持ちするモデルとなります。
- QVRX2とVRX3で燃費に違いはありますか?
- A
ブリヂストンの性能比較チャートでは、VRX2とVRX3の低燃費性能(転がり抵抗)はほぼ同等とされています。
口コミでもVRX2について「夏タイヤと燃費が変わらない」という声があり、VRX3も同レベルと考えて良いでしょう。
どちらを選んでも、燃費性能に大きな差が出ることは考えにくいです。
この記事のまとめ
ブリヂストンのスタッドレスタイヤ、BLIZZAK VRX2とVRX3の違いについて比較解説しました。主な違いは、VRX3がVRX2に比べて氷上ブレーキ性能が20%向上し、ゴムの硬化を抑える技術により4年後も性能が長持ちする点です。一方、VRX2は価格が手頃でコストパフォーマンスに優れるスタンダードモデルとしての魅力があります。
- VRX3は氷上ブレーキ性能がVRX2より20%向上
- VRX3は摩耗ライフがVRX2より17%向上し、4年後も性能が持続(効き持ち)
- VRX2はVRX3より価格が手頃でコストパフォーマンスが高い
- 性能と持続性重視ならVRX3、価格と性能バランス重視ならVRX2
どちらのタイヤが最適かは、あなたの運転環境、予算、そして安全への要求度によって決まります。氷上性能と長期的な安心感を最優先するならVRX3、初期費用を抑えつつ信頼できる性能を求めるならVRX2が良い選択となるでしょう。
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