DEH-5600とDEH-6600は、共に、カロッツェリア製1DINタイプのCDユニットになります。
共に発売時期は2019年10月で、DEH-6600がDEH-5600の上位機種という位置づけになっています。
DEH-5600とDEH-6600の違いを、簡単に表にまとめてみました。
項目 | DEH-5600 | DEH-6600 |
---|---|---|
ネットワークモード | なし | あり |
4Vプリアウト | なし | あり |
価格 | 約12,000円 | 約16,000円 |
この表からわかるように、DEH-5600とDEH-6600の主な違いは、サウンド機能の違いになります。
本文では、さらに詳しく解説していきます。
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DEH-5600とDEH-6600の違いをレビュー
ネットワークモードの有無
ネットワークモードの有無は、DEH-5600とDEH-6600の違いの、最も大きなものでしょう。
この機能によって、本格的なフロント3wayシステムの構築も可能になります。
ここで、ネットワークモードについてもう少し詳しく解説しましょう!
- DEH-6600のネットワークモードは、フロントスピーカー、ミッドバススピーカー、サブウーファーをそれぞれ独立して調整できる機能です。
- 従来のカーオーディオでは、内蔵アンプ1chでツイーターとミッドバスを鳴らしていましたが、ネットワークモードでは1chで1つのスピーカーユニットを鳴らすため、各スピーカーの能力を最大限に引き出すことができます。
- また、クロスオーバー機能により、ツイーターとミッドバスのそれぞれの再生担当範囲を任意に設定できるので、より自然な音のつながりを実現できます。
ネットワークモードは、より本格的な音質を求めるユーザーに最適な機能です。
4Vプリアウトの有無
4Vプリアウトとは、カーオーディオのアンプ内蔵プリアウト出力が4Vという高い電圧で出力される機能です。
従来のカーオーディオでは、プリアウト出力が2V程度のものが多いですが、4Vプリアウトであれば、パワーアンプとの接続距離が長くなっても、信号損失を抑え、クリアな音質を保つことができます。
4Vプリアウトは、高音質でパワフルなサウンドシステムを構築したいユーザーに最適な機能です。
DEH-5600とDEH-6600の共通機能
著作者:diana.grytsku/出典:Freepik
ここでは、両機種に共通する特徴を解説します。
Smartphone Link機能
DEH-5600とDEH-6600には、Pioneer独自のSmartphone Link機能が搭載されています。
この機能は、スマートフォンとカーオーディオを連携させて、より快適なカーライフを提供する機能です。
Smartphone Link機能の主な機能は以下の通りです。
- 専用アプリ「Pioneer Smart Sync」によって、本体のハードキーを操作することでスマホにインストールされた様々なアプリへダイレクトにアクセスできるなど、機能アップ。
- ハンズフリー通話: スマートフォンを介したハンズフリー通話が可能になります。
- 音声アシスタント: SiriやGoogleアシスタントなどの音声アシスタントをカーオーディオで利用できます。
ハイレゾ対応
USBドライブ内にある、FLAC形式の音楽ファイルを再生することができます。(96Khz、24bitまで)
これにより、従来のCDクオリティーを凌駕するハイスペックで、楽曲を楽しむことができます。
DEH-5600の口コミ
DEH-5600の口コミを教えて下さい。
悪い口コミ
- イコライザーが貧弱: イコライザーの調整幅が狭く、音質を細かく調整できない。
- CDの読み込みが遅い: CDの読み込みが遅いと感じる。
※イコライザーは13バンドありますから、決して少なくはないと思います。そこまでこだわるのであれば、スピーカーの交換やデッドニングなども検討された方がいいと思います。
※CDの取り込みについては、DEH-5600がとりわけ遅いとは思いません。あまりにも遅いのであれば、故障も考えられるので、一度、点検されることをお勧めします。
良い口コミ
- 価格以上の音質で、クリアでパワフルなサウンドを楽しめる。
- シンプルな操作画面で、誰でも簡単に操作できる。
- スマートフォンとのBluetooth接続が安定しており、途切れることなく音楽を楽しめる。
- 機能性と音質を考えると、価格が安い。
- シンプルでスタイリッシュなデザインが気に入っている。
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DEH-6600の口コミ
DEH-6600の口コミもお願いします。
悪い口コミ
- 機能性や音質を考えると、やや価格が高いと感じる。
- 取扱説明書が分かりにくく、設定に苦労した。
※主観の差にはなりますが、昔に比べればこの機能でこの価格は、長年、カーオーディオを楽しんできた身からすると、隔世の感があります。コスパは非常に高いと思います。
※設定は確かに難しいです。どうしても、限られたインターフェースで多機能ですから、操作は難しくなってしまいます。ただ、最初の1回だけというものも多いので、頑張って設定しましょう。
良い口コミ
- 価格以上の高音質で、クリアでパワフルなサウンドを楽しめる。特に、低音の迫力に驚いた。
- ネットワークモードを使って、フロントスピーカー、ミッドバススピーカー、サブウーファーをそれぞれ独立して調整できるため、自分の好みの音質にカスタマイズできる。
- CD、USB、Bluetooth、AUXなど、様々な音源に対応しているので、飽きずに音楽を楽しめる。特に、USBメモリからの再生は音質が良く、お気に入りの曲を存分に楽しめる。
- 車内イルミネーションの色や明るさを調整できるので、自分の好みの雰囲気にカスタマイズできる。夜間のドライブも楽しくなる。
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DEH-5600とDEH-6600は、どちらがおすすめ?
カーすきさんなら、どちらを買いますか?
はい、ではお答えしますね。
DEH-6600の大きな特徴は、これまでご説明してきたようにネットワークモードの搭載です。
今すぐにではなくても、カーオーディオにこだわりがあり、将来的に、より高音質なシステムにグレードアップも視野に入れるなら、断然、DEH-6600をおすすめします。
価格も、そんなに大きく変わるわけではありませんから。
逆に、機能的に便利になって、音質にはそこまでこだわりはないっていう人は、DEH-5600で十分かもしれません。
音質に対するこだわり度合いの差で決められたら、いいと思います。
まとめ
ここまで、DEH-5600とDEH-6600の違いを詳しく解説してきました。簡単にまとめると、以下のようになります。
- DEH-6600は、DEH-5600の上位機種にあたり、価格は、実勢価格で4,000円前後高い。
- 機能的な差は、ネットワークモードの搭載や、ハイボルテージのプリアウトなど、音質に関するものがメイン。
- 将来的なことも含めて、カーオーディオにこだわりがあるなら、DEH-6600がおすすめ。
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