ラバープロテクタントとアーマオールの違いって、なんだろう?
ラバープロテクタントはゴム製品の保護剤。アーマオールは、保護艶出し剤で、違うところが結構あります。
※アーマオールも正式名称には、プロテクタントという言葉が後ろに付くので、ややこしくなっています。
主な違いを表にまとめてみました。
ラバープロテクタントとアーマオールの比較表項目 | ラバープロテクタント | アーマオール |
---|---|---|
成分 | シリコーン系 | シリコーン系、石油系溶剤 |
仕上がり | ツヤ消し | ツヤ出し |
被膜 | 薄い | 厚い |
効果 | 保護、UVカット | 保護、UVカット、ツヤ出し |
持続性 | 短い | 長い |
使用場所 | ゴム製品全般 | ゴム製品全般、プラスチック |
注意点 | 白華が出やすい | ツヤが出すぎる場合がある |
価格 | 安い | 高い |
本文ではより詳しく、ラバープロテクタントとアーマオールの違いを解説していきます。
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ラバープロテクタントとアーマオールの違いを項目別にレビュー
車のケアに欠かせないラバープロテクタントとアーマオール。同じようで異なるこれらの製品の効果や成分を徹底比較!どんな違いがあるのか、詳しく解説します。
成分の違い
ラバープロテクタントとアーマオールは、どちらもゴムやプラスチック製品を保護するのに役立つ製品ですが、成分について以下のような違いがあります。
- ラバープロテクタントはシリコーン系
- ラバープロテクタントは、シリコーン系成分を主成分としています。
- シリコーン系成分は、ゴムやプラスチックに柔軟性を与え、ひび割れや劣化を防ぐ効果があります。
- また、撥水性や防水性も付与するため、雨や汚れから製品を守ることができます。
- アーマオールは、シリコーン系と石油系溶剤
- 一方、アーマオールはシリコーン系成分に加え、石油系溶剤も含まれています。
- 石油系溶剤は、洗浄力や光沢性を高める効果があります。
- しかし、ゴムやプラスチックを劣化させる可能性があるため、使用には注意が必要です。
アーマオールは、一部のプラスチックを溶かしたり、変色させたりする可能性があります。プラスチック製品に使用する場合は、目立たない場所で試してから使用するようにしましょう。
仕上がりの違い
ラバープロテクタントとアーマオールは、仕上がりにも違いがあります。
- ラバープロテクタントは、ツヤ消し仕上げ
- ラバープロテクタントは、ツヤ消しの仕上がりになります。
- ゴムやプラスチックの質感をそのまま残したい場合や、目立たなく保護したい場合におすすめです。
- 白華が出やすいという注意点もありますが、適切な使用方法を守れば問題ありません。
- アーマオールは、ツヤ出し仕上げ
- 一方、アーマオールはツヤ出しの仕上がりになります。
- 車のダッシュボードやコンソールボックスなど、光沢を与えたいプラスチック製品におすすめです。
- ツヤが出すぎるのが気になる場合は、薄めに塗布するか、乾いた布で拭き取るようにしましょう。
※白華(はっか)とは?
ラバープロテクタントを使用すると、まれに白い粉状の「白華」が発生することがあります。これは、ラバープロテクタントに含まれる成分が、空気中の水分と反応して結晶化することが原因です。
被膜の違い
ラバープロテクタントとアーマオールは、被膜の厚さにも違いがあります。
- ラバープロテクタントは、薄い被膜
- ラバープロテクタントは、薄い被膜を形成します。
- ゴムやプラスチックの柔軟性を損なうことなく、保護することができます。
- 白華が出やすいという注意点がありますが、適切な使用方法を守れば問題ありません。
- アーマオールは、厚い被膜
- 一方、アーマオールは厚い被膜を形成します。
- しっかりと保護したい場合や、光沢を与えたい場合におすすめです。
- ただし、厚い被膜は、ゴムやプラスチックの柔軟性を損なう可能性があるため、注意が必要です。
被膜の厚さは、保護力や光沢だけでなく、使用感にも影響します。それぞれの製品の特徴を理解し、適切な製品を選ぶようにしましょう。
効果の違い
ラバープロテクタントとアーマオールは、どちらもゴムやプラスチック製品を保護する効果がありますが、それぞれ以下のような違いがあります。
- ラバープロテクタントは、保護、UVカット
- ラバープロテクタントは、シリコーン系成分による保護とUVカット効果があります。
- ゴムやプラスチックの劣化の原因となる紫外線から製品を守り、ひび割れや色あせを防ぎます。
- アーマオールは、保護、UVカット、ツヤ出し
- アーマオールは、ラバープロテクタントの保護、UVカット効果に加え、ツヤ出し効果もあります。
- 光沢を与え、製品を新品のように蘇らせることができます。
艶出しがキーポイント!
持続性の違い
ラバープロテクタントとアーマオールは、持続性にも違いがあります。
- ラバープロテクタントは、短い
- ラバープロテクタントは、持続性が短いです。
- 一般的に、数週間から数ヶ月程度で効果が薄れてしまいます。
- 頻繁に使用することで、効果を維持することができます。
- アーマオールは、長い
- 一方、アーマオールは持続性が長いです。
- 一般的に、数ヶ月から半年程度効果が持続します。
- 洗車後などに定期的に使用することで、効果を維持することができます。
持続性は、使用頻度や環境によって異なりますので、あくまでも参考情報です。
使用場所の違い
ラバープロテクタントとアーマオールは、それぞれ適した使用場所が異なります。
- ラバープロテクタントは、ゴム製品全般
- ラバープロテクタントは、ゴム製品全般に使用することができます。
- 車のタイヤ、ウェザーストリップ、ホース、ゴム製バンパーなど、幅広い用途に使用できます。
- シリコーン系成分がゴムに柔軟性を与え、劣化を防ぎます。
- アーマオールは、ゴム製品全般、プラスチック
- 一方、アーマオールはゴム製品全般に加え、プラスチック製品にも使用することができます。
- 車のダッシュボード、コンソールボックス、ドアパネル、トリムなど、様々なプラスチック製品に使用できます。
- シリコーン系成分と石油系溶剤が、ゴムやプラスチックを保護し、光沢を与えます。
注意点
ラバープロテクタントとアーマオールを使用する際には、それぞれ以下の点に注意する必要があります。
- 共通
- 白華: どちらの製品も、使用後白華が出ることがあります。白華が出た場合は、乾いた布で拭き取ってください。
- 床: 床に塗布すると、滑りやすくなるため注意が必要です。
- 換気: 使用中は換気を十分に行いましょう。
- ラバープロテクタント
- 塗装面: 塗装面に付着すると、白化やシミの原因となるため、使用しないでください。
- 目立たない場所で試す: 初めて使用する場合は、目立たない場所で試してから使用してください。
- アーマオール
- 石油系溶剤: 石油系溶剤が含まれているため、ゴムやプラスチックによっては劣化させる可能性があります。目立たない場所で試してから使用してください。
- 革: 革製品には使用しないでください。
いずれの製品も、使用前に製品の説明書をよく読み、適切な方法で使用することが大切です。
ラバープロテクタントの口コミ
ラバープロテクタントの口コミってどう?
悪い口コミ
- 白華が出やすい
- 持続性が短い
※気温が低く、湿度が高い環境では、白華が発生しやすいので注意が必要です。持続性は、定期的に塗り直すことで、効果を維持することができます。
良い口コミ
- 艶が出て蘇る:ゴム製品が艶が出て蘇った。
- 劣化を防ぐ:劣化を防ぐ効果がある。
- ひび割れを防ぐ:ひび割れを防ぐ効果がある。
- 簡単で使いやすい:スプレー式なので簡単で使いやすい。
- ムラになりにくい。
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アーマオールの口コミ
アーマオールの口コミも気になる。
悪い口コミ
- 白華が出やすい
- 拭き取りが大変
※気温が低く、湿度が高い環境では、白華が発生しやすいので注意が必要です。拭き取りについては、適量を使う、マイクロファイバークロスを使うことと、焦らずに時間をかけて拭き取るのがコツです。
良い口コミ
- 艶が出て蘇る:プラスチック製品が艶が出て蘇った。
- 保護力が強い:劣化や傷から保護してくれる。
- ひび割れを防ぐ:ひび割れを防ぐ効果がある。
- ムラになりにくい。
- 効果が長持ちする。
- 車だけでなく色々なものに使える。
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ラバープロテクタントとアーマオール、どちらがおすすめ?
結局、どっちがいいの?
ラバープロテクタントとアーマオール、どちらがおすすめかは、使用目的と予算によって異なってきます。
以下に、それぞれの製品の特徴とおすすめポイントをまとめましたので、参考にしてください。
項目 | ラバープロテクタント | アーマオール |
---|---|---|
ツヤ | 消し | 出し |
被膜 | 薄い | 厚い |
効果 | 保護、UVカット | 保護、UVカット、ツヤ出し |
持続性 | 短い | 長い |
使用場所 | ゴム製品全般 | ゴム製品全般、プラスチック |
白華 | 出やすい | 出にくい |
石油系溶剤 | なし | あり |
革 | 使用可 | 使用不可 |
価格 | 安価 | 高価 |
おすすめポイント | 安価、ゴム製品全般に使える | 白華が出にくい、効果が持続しやすい、プラスチックにも使える |
まとめ
ラバープロテクタントとアーマオールは、どちらもゴム製品やプラスチック製品を保護する人気のアイテムですが、それぞれ異なる特徴を持っています。
ラバープロテクタントは、安価でゴム製品全般に使用できるのが特徴です。しかし、白華が出やすく、効果の持続性も短いです。
アーマオールは、白華が出にくく、効果が持続しやすいのが特徴です。さらに、プラスチック製品にも使用できます。ただし、ラバープロテクタントよりも高価です。
どちらを選ぶべきかは、使用目的と予算によって異なってきます。
- 安価にゴム製品全般を保護したい: ラバープロテクタント
- 白華が出にくく、効果が持続しやすい製品を求める: アーマオール
- ゴム製品とプラスチック製品両方を使いたい: アーマオール
購入前に、それぞれの製品の特徴を比較検討し、自分に合った製品を選ぶことをおすすめします。
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