- 70mai T800 4K ドライブレコーダー
- 製品概要:何がすごいのか?
- ジムニー(JB64/74)への取付ガイド
- レビューまとめ:結局「買い」なのか?
- メリット (Good Points)
- デメリット (Bad Points)
- 総合評価スコアカード
- 【前後デュアル4Kの実力】70mai T800を徹底レビュー!取り付けから画質、ライバル比較まで、カーすきが全部試してみた!
- 1. はじめに:なぜ今、「本物の4K」ドラレコが必要なのか?
- 2. 開封の儀と第一印象:所有欲を満たすデザインと質感
- 3. テクノロジー深掘り:T800の「異次元の画質」を支える心臓部
- 4.【実践編】愛車への取り付け完全マニュアル – ジムニー(JB64/JB74)での詳細手順も解説
- 5. 実走行レビュー:昼も夜も、あらゆる場面での実力を検証
- 6. 駐車監視機能とスマートフォンアプリの使い勝手
- 7.【徹底比較】国内メーカーの強豪4KドラレコとT800はどちらが「買い」か?
- 8. 総括:70mai T800は、すべてのドライバーの「安全」と「思い出」を記録する最高のパートナーだ
70mai T800 4K ドライブレコーダー
SONY製最新センサーが映し出す、驚異の4K高画質。駐車監視から運転支援まで、あなたのカーライフを守るオールインワン・ドライブレコーダー。
[PR] 本記事は70mai様より製品提供を受け作成しています。
製品概要:何がすごいのか?
クラスを超える多機能フラッグシップモデル
70mai T800は、ただ高画質なだけではありません。最新のSONY製STARVIS 2イメージセンサー「IMX678」を搭載し、昼夜を問わず圧倒的な鮮明さを実現。さらに、駐車中の愛車を見守る24時間駐車監視、万が一の事故を防ぐための先進運転支援システム(ADAS)など、現代のドライバーが必要とする機能を一台に凝縮しています。
- ✔業界トップクラスの4K UHD高画質
- ✔前後2カメラで死角のない録画
- ✔Wi-Fi経由の専用アプリで簡単操作・映像確認
- ✔GPS内蔵で走行ルートや速度を正確に記録
ジムニー(JB64/74)への取付ガイド
DIYの難所となりがちな、ヒューズボックスからの電源取り出し手順の要点です。
最適な設置位置は、運転席からの視界を妨げず、ワイパーの拭き取り範囲内である助手席側の上部です。Aピラーの内張を剥がし、付属のケーブルを天井裏からピラー内部を通して足元まで引き回します。
ジムニーのバックドア上部にリアカメラを設置。配線は、車体とバックドアを繋ぐ蛇腹ゴムチューブの中を通すのが最もスマートです。少し手間はかかりますが、配線が露出せず断線のリスクも減ります。
駐車監視機能を利用するには、常時電源(BATT)とアクセサリー電源(ACC)の2系統が必要です。ジムニー(JB64)の場合、運転席足元のヒューズボックスから取り出します。
– ACC電源:「15A P/OUTLET (電源ソケット)」のヒューズから。
– 常時電源:「15A STOP (ブレーキランプ)」のヒューズから。
レビューまとめ:結局「買い」なのか?
メリット (Good Points)
- 圧倒的な画質: 昼夜問わずナンバープレートを鮮明に記録。万が一の時の証拠能力が高い。
- 高コストパフォーマンス: 4K画質、駐車監視、ADASを搭載しながら、価格が抑えられている。
- スマホ連携の快適さ: 映像確認や設定変更がアプリで完結し、非常に手軽。
デメリット (Bad Points)
- 本体操作の制約: 液晶画面がないため、詳細設定はスマートフォンアプリが必須。
- 説明書の分かりにくさ: 一部の日本語表記に不自然な点があり、初心者には少し戸惑う可能性も。
総合評価スコアカード
【前後デュアル4Kの実力】70mai T800を徹底レビュー!取り付けから画質、ライバル比較まで、カーすきが全部試してみた!

1. はじめに:なぜ今、「本物の4K」ドラレコが必要なのか?
どうも、カーすきです!車好きが高じて、カー用品をあれこれ試しながらブログ「カーすき」を運営している普通のサラリーマンです。今回は、話題の70mai Dash Cam 4K T800 premiumsetを実際に購入して、愛車に取り付けてみました。
ドライブって楽しいけど、時には予測できない事態も起こりますよね。万が一の事故、悪質なあおり運転、駐車中の当て逃げ…。そうしたリスクに備えるため、ドライブレコーダーは今や必需品になっています。
でも、ただ「録画できる」だけじゃ、もう十分とは言えない時代なんです。本当に重要なのは、いざという時に「何が起きたか」を誰が見ても納得できるように証明できる、圧倒的な証拠能力。今回レビューする「70mai Dash Cam 4K T800 premiumset」は、その要求に最高レベルで応えるために生まれた一台です。
市場には「4K」を謳う製品がたくさん溢れているけど、その実力は正直言って玉石混交。T800が搭載する前後2つのソニー製最新センサーがもたらす「デュアル4K」は、果たして本物なのでしょうか?
この記事では、開封のワクワク感から、技術的な核心の深掘り、初心者でも分かりやすい詳細な取り付けガイド、昼も夜も問わない過酷な実走テスト、さらには国内大手メーカーのライバル機種とのガチンコ比較まで、カーすきが実際に使って感じたことを包み隠さず全部お届けします。
2. 開封の儀と第一印象:所有欲を満たすデザインと質感
製品の品質って、パッケージに表れることが多いですよね。70mai T800のパッケージは、シンプルだけど高級感のあるデザインで、開ける前から期待感を高めてくれます。箱を開けると、丁寧に配置されたパーツたちが姿を現して、製品への自信がひしひしと伝わってきました。

Premium Setの同梱品
この「premiumset」には、以下のコンポーネントが全部入っているから、買ってすぐに本格的な運用ができちゃうのが嬉しいポイントです。
- フロントカメラ・室内カメラ一体型本体ユニット
- 4Kリアカメラユニット
- 取り付け用ブラケットおよび静電ステッカー
- 512GB microSDカード(本体にプリインストール済み)
- フロント・リア接続用USB Type-Cケーブル(6m)
- 電源用USB Type-Cケーブル
- シガーソケット電源アダプター
- 配線用内張りはがし
- 取扱説明書


特にカーすきが注目したのは、大容量の512GB microSDカードが標準で付属している点!これは本当にありがたい。4K解像度の映像データって想像以上に大きいし、ましてやT800は前方4K、後方4K、車内1080Pの3チャンネルを同時に記録しますからね。
一般的なドライブレコーダーに付いてくる32GBや64GBのカードだと、長距離ドライブや駐車監視モードを頻繁に使った場合、ほんの数時間で大事なデータが上書きされちゃう可能性があるんです。
512GBという容量は、単に便利というだけじゃなくて、この製品のポテンシャルを100%引き出すための必須条件。70maiがユーザーの実際の使い方を、深く理解してくれている証拠だと感じました。
ビルドクオリティとデザイン
本体ユニットは、他の多くのドラレコに見られる四角くてゴツいデザインとは違う、ユニークな卵型のフォルムが特徴的。機能的なのに、どんな車のインテリアにも自然に溶け込む、未来的で洗練されたデザインがいいですね。
各カメラユニットの接続には、最新規格のUSB Type-Cが採用されています。これによって、昔ながらのmicroUSBや独自規格の端子に比べて耐久性が高いし、万が一ケーブルが断線しても代わりのものを簡単に見つけられるというメンテナンス性の高さも大きな魅力です。
本体に備えられた3インチのIPSディスプレイはクッキリ見やすいし、物理ボタンの操作感もカチッとしてて気持ちいい。全体的に高いビルドクオリティを感じさせてくれる一台ですね。
3. テクノロジー深掘り:T800の「異次元の画質」を支える心臓部
70mai T800が他のライバル製品と一線を画す最大の理由、それは映像品質を支える核心技術にあります。単に解像度が高いだけじゃなくて、どんな環境でも「ちゃんと見える」映像を記録するための技術が、惜しみなく投入されているんです。
「デュアル4K」の心臓部:Sony STARVIS 2 IMX678センサー
T800は、ソニーが誇る最新鋭のイメージセンサー「STARVIS 2 IMX678」を、フロントカメラだけじゃなくてリアカメラにも搭載!これこそ「世界初」を謳うこの製品の、最大の武器ですね。多くの2カメラモデルって、コストの都合でリアカメラにはランクの落ちるセンサーが使われがちなんですが、T800は前後ともに一切妥協なしの最高品質センサーを搭載してます。
このSTARVIS 2センサーは、特に暗い場所での性能が劇的に向上していて、従来のセンサーよりも広いダイナミックレンジとノイズの少ないクリアな映像を実現。これによって、街灯の少ない真っ暗な夜道でも、前を走る車や後ろの車のナンバープレートを鮮明に記録することが可能になるんです。
暗闇を見る力:F1.7大口径レンズと3チャンネルHDR
センサーが捉えた光を映像に変えるためには、レンズの性能も重要。T800はF値1.7という、明るいレンズを採用していて、より多くの光をセンサーに届けることができます。これが夜間撮影で絶大な効果を発揮してくれるんです。
さらに、前方・後方・車内の3つのカメラすべてがHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応している点も重要ポイント。例えば、トンネルの出口って、急に明るくなるから従来のカメラだと一瞬、画面が真っ白になって何も見えなくなることがありますよね。でも、3チャンネルHDRは明暗差をリアルタイムで補正して、トンネルを出た瞬間からクリアな視界を確保してくれます。
独自の画像処理技術:MaiColor Vivid+™ & Night Owl Vision™
最高のセンサーとレンズを持っていても、最終的な映像の質は画像処理エンジンで決まります。70maiは独自の画像処理アルゴリズムを開発・搭載しています。
- MaiColor Vivid+™: この技術は、フロントガラスの映り込みや光の乱反射を補正しながら、ナンバープレートや道路標識のような重要なディテールを賢く強調してくれます。
- Night Owl Vision™: 都市部の夜間走行に特化したこの技術は、対向車や後続車のヘッドライト、街灯のような強い光によるグレア(光のにじみ)を効果的に抑えて、全体の明るさとコントラストのバランスを最適化。これによって、他のドラレコが苦手とする複雑な夜の環境でも、ノイズが少なくて鮮明な映像を記録できます。
4.【実践編】愛車への取り付け完全マニュアル – ジムニー(JB64/JB74)での詳細手順も解説
このセクションでは、T800の性能を最大限に引き出すための取り付け方法を、カーすきが実際に愛車(スズキ ジムニー)に取り付けた事例を交えながら詳しく解説していきます。
フェーズ1:準備と工具
作業をスムーズに進めるために、まずは以下の工具を準備しましょう。
- 内張りはがし(製品に付属)
- 検電テスター
- ヒューズクリップ(またはラジオペンチ)
- ヒューズ電源取り出しケーブル(車種に適合するもの)
- ギボシ端子セット、電工ペンチ
- 絶縁テープ
- 配線通し
フェーズ2:電源の確保 – ヒューズボックスからの分岐
T800の駐車監視機能をフル活用するために、ヒューズボックスから常時電源とACC電源を取るのがおすすめです。多くの車種では、ヒューズボックスは運転席か助手席の足元、グローブボックスの奥に設置されています。
検電テスターを使って、キーがOFFでも電気が流れている「常時電源」と、キーをACC ONにしたときに電気が流れる「ACC電源」を探し出して、ヒューズ電源ケーブルを使って接続します。アース線は、近くの車体の金属部分(ボルトなど)に確実に取り付けましょう。
【車種別取り付け事例:ジムニー(JB64/JB74)の場合】
カーすきのジムニーでは、助手席側のグローブボックス奥にヒューズボックスがあります。ジムニーオーナーの情報によると、常時電源は「RADIO (15A)」、ACC電源は「ACC2 (15A)」から取るのが最適とされています。この情報は試行錯誤の時間を大幅に短縮できるから、ジムニーオーナーにとっては価値が高いと思います。
[ここにジムニーのヒューズボックスの写真を挿入]
フェーズ3:フロント・室内カメラの設置
本体ユニットは、運転支援システムのセンサーに干渉せず、それでいて運転の邪魔にならないルームミラーの裏側あたりがベストポジション。電源ケーブルは、フロントガラス上部のヘッドライナー(天井内張り)の隙間に押し込んで、Aピラー(フロントガラス横の柱)の内張りを少し浮かせて、もともとある純正の配線に沿わせてヒューズボックス側へ下ろしていくと、見た目もプロのようにスッキリ仕上がります。
フェーズ4:リアカメラの配線 – ここが最大の山場
リアカメラのケーブルを、車内からリアハッチやトランクドアへと引き込む作業が、取り付けのクライマックスです。
- ケーブルをヘッドライナーに沿って車の後ろの方へ通していきます。
- 車体とドアを繋ぐゴム製の蛇腹チューブにケーブルを通す作業が、一番難しいポイント。この部分は狭いから、「配線通し」が必須アイテムになります。
- 配線通しを蛇腹に通して、その先端にリアカメラケーブルの端子をテープでしっかり固定して引き抜きます。滑りを良くするために、油性の潤滑剤じゃなくて、ゴムを傷めないシリコンスプレーやパーツクリーナーを使うのがおすすめです。
【車種別取り付け事例:ジムニー(JB64/JB74)の場合】
ジムニーのバックドアは横開きで、この蛇腹チューブへの配線が特に難しいと言われています。上の手順を丁寧にやることが、美しい仕上がりのカギになります。
フェーズ5:最終設定とケーブル整理
すべての配線が終わったら、エンジンをかけてT800が正常に起動するか確認しましょう。次に、スマートフォンの70maiアプリを起動して、カメラとWi-Fiで接続します。
ここで一つ、重要な注意点があります。70mai製品のアプリ全般で報告されていることなんですが、スマホのモバイルデータ通信がONになっていると、Wi-Fi接続が不安定になったり、失敗したりすることがあるんです。
T800のWi-Fiに接続する時は、一時的にスマホのモバイルデータ通信をOFFにすることを強くおすすめします。 これで、スムーズな接続と設定ができるはずです。
アプリに接続できたら、画面の指示に従ってmicroSDカードをフォーマットして、録画解像度やループ録画時間、Gセンサー感度などの初期設定を済ませれば完了です。
5. 実走行レビュー:昼も夜も、あらゆる場面での実力を検証
取り付けを終えて、いよいよ実走テスト。実際の交通状況の中で、T800がどんな映像を記録してくれるのか、カーすきが実際に検証してきました。
[ここに昼間の走行映像のスクリーンショットを挿入]
昼間の圧倒的な鮮明さ – これが4Kの真価
日中の映像は、まさに圧巻の一言。前方・後方ともに4K解像度で記録される映像は、遠くの車のナンバープレートはもちろん、建物の看板の文字までハッキリと読み取ることができます。
その解像感は、一部のレビューではアクションカメラのGoProをも凌ぐと評価されるほど。美しい風景を記録するVlog(ビデオブログ)用途としても、十分すぎるクオリティです。
夜間性能 – T800が真価を発揮する領域
T800の真骨頂は、夜間撮影にあります。STARVIS 2センサーとNight Owl Vision™技術の組み合わせは、目ではほとんど見えないような暗い道でも、驚くほど明るく鮮明な映像を映し出してくれます。
後続車のヘッドライトによる白飛びも効果的に抑えられていて、ナンバープレートが明るすぎて読めなくなるという、ドライブレコーダーにありがちな弱点を完全に克服しています。これは、当て逃げや夜間の事故の時に、決定的な証拠能力を発揮してくれるということですね。
[ここに夜間の走行映像のスクリーンショットを挿入]
悪条件下での安定性(雨天、トンネル、逆光)
3チャンネルHDRは、トンネルの出入り口のような極端な明暗差がある場面で絶大な効果を発揮。画面が真っ白になったり真っ黒になったりすることなく、常に安定した映像を記録し続けてくれます。雨の日の運転でも、濡れた路面の反射や雨粒に惑わされることなく、クリアなディテールを捉えることが可能です。
第三の目:室内カメラの有用性
147°の広角な室内カメラは、運転席から後部座席の隅々まで、キャビン全体を死角なくカバー。特に注目なのが赤外線ナイトビジョン機能で、目に見える光を一切出さずに、完全な暗闇の中でも車内の様子をはっきりと映し出してくれます。これは、万が一の時の証拠のためだけじゃなく、後部座席に乗っている子供やペットの様子を確認したり、仲間とのドライブの楽しい思い出を記録したりと、いろんな活用法を提供してくれる便利な機能です。
音声コントロールとADAS
「写真を撮って」といった日本語の音声コマンドに対応しているから、運転中に視線を逸らさずに操作ができるのも安心。また、車線逸脱警報などの先進運転支援システム(ADAS)も搭載されていますが、これらの機能の感度や実用性については、ユーザーの運転スタイルや環境によって評価が分かれるかもしれません。
6. 駐車監視機能とスマートフォンアプリの使い勝手
エンジンを停止した後も、T800は愛車の頼れる監視役として、しっかり働いてくれます。
24時間365日のガーディアン:AI駐車監視
T800の駐車監視は、ただ衝撃を検知するだけじゃありません。もっと賢いんです。
- AI動体検知 カメラの範囲内で不審な人物の動きを検知して、録画をスタート。
- 衝撃検知 車への衝突や振動を検知して録画。
- バッファ付き緊急録画 カーすきが一番注目したのがこの機能。衝撃や動きを検知した「後」から録画を始めるんじゃなくて、検知する「前」の映像(最低10秒)から記録を開始してくれるんです。これがあれば、当て逃げの決定的な瞬間を撮り逃すことがなくなります。
【※超重要※】ハードワイヤーキットの必要性について
ここで、購入を考えている方に、絶対に知っておいてほしい重要なことがあります。上で説明したAI動体検知や、後で話す4G回線を使った遠隔監視といった、T800の最も進んだ駐車監視機能は、別売りの「70mai 4G Hardwire Kit UP04」を導入しないと、一切利用できません。


製品パッケージにはシガーソケット電源が付いてくるけど、これはあくまで走行中の録画用です。
T800の駐車監視能力を100%引き出すためには、このハードワイヤーキットを買って、前に説明したヒューズボックスへの接続作業が絶対に必要になります。この点は、この製品の価値を正しく理解する上で、重要ポイントですので覚えておいてください。
アプリの操作性
70maiの専用アプリは、直感的なインターフェースで操作が簡単。Wi-Fi 6に対応しているから、4Kの巨大な動画ファイルも従来より高速にスマホへダウンロードできます。アプリからは、3つのカメラのライブ映像の確認、録画ファイルの再生・管理、そして各種設定の変更が全部手元でできるから、便利です。
[ここにアプリの操作画面のスクリーンショットを挿入]
7.【徹底比較】国内メーカーの強豪4KドラレコとT800はどちらが「買い」か?
グローバルなテクノロジー企業70maiが送り出すT800を、馴染み深い国内メーカーのハイエンドモデルと比較することで、その立ち位置をハッキリさせてみましょう。
比較対象モデル
- Carrozzeria (Pioneer) VREC-DZ810D 「ウルトラナイトサイト」による夜間撮影能力と高い信頼性で定評のあるモデル。
- Kenwood DRV-G50W 4Kモデルじゃないけど、信頼の国内ブランドによるFull HDの堅実な高性能機として、比較の基準点として見てみます。
- Yupiteru Y-4K-02 こちらもSTARVISセンサーを搭載した強力な4K対応モデルで、国内市場での人気も高い製品。
主要スペック比較表
機能 | 70mai Dash Cam 4K T800 | Carrozzeria VREC-DZ810D | Kenwood DRV-G50W | Yupiteru Y-4K-02 |
---|---|---|---|---|
チャンネル数 | 3ch (前/後/車内) | 2ch (前/後) | 2ch (前/後) | 2ch (前/後) |
フロント解像度 | 4K (3840×2160) | 4K (3840×2160) | Full HD (1920×1080) | 4K (3840×2160) |
リア解像度 | 4K (3840×2160) | Full HD (1920×1080) | Full HD (1920×1080) | Full HD (1920×1080) |
車内解像度 | Full HD (1920×1080) | N/A | N/A | N/A |
イメージセンサー | Dual Sony STARVIS 2 IMX678 | Sony STARVIS | Sony STARVIS | Sony STARVIS |
レンズ F値 | F1.7 | F1.8 (フロント) | F1.9 | F2.0 (フロント) |
HDR/WDR | 3チャンネル HDR | WDR | HDR (前後) | HDR (前後) |
駐車監視 | 標準 (AI機能は要HWキット) | オプション (要別売ケーブル) | オプション (要別売ケーブル) | 標準 (電源直結コード付属) |
Wi-Fi / アプリ | Wi-Fi 6 (5GHz) | あり | あり | なし |
独自機能 | AI動体検知, 音声操作, 4G遠隔監視(要HWキット) | ウルトラナイトサイト | 後方急接近警告 | 後方異常接近記録 |
参考価格帯 | 高 | 高 | 中 | 中〜高 |
データソース |
分析と結論
この比較から、70mai T800の明確なアドバンテージが見えてきます。
- T800の強み 最大の武器は、ライバルがFull HDに留まっている中で実現したリアカメラの4K解像度と、より世代の新しいSTARVIS 2センサーの採用。これによって、後ろからの追突やあおり運転に対する証拠能力が、他を圧倒しています。また、唯一の3チャンネル構成で、車内まで含めた全方位を記録できるのも大きな強み。4Gキットによる遠隔監視機能は、もはや単なるドラレコじゃなくて、「スマートカーデバイス」としての可能性を感じさせます。
- 国内メーカーの強み 長年の実績に裏打ちされた信頼性や、手厚い国内サポート体制はやはり大きな魅力。また、日本のLED信号機の点滅周期(27.5fps)に完全対応しているモデルが多くて、T800の30fpsだとごく稀に信号が消灯して映る可能性も、理論上はゼロではありません。
結論として、どちらを選ぶかは何を優先するか次第ですね。前方・後方・車内のすべてにおいて、現時点で最高峰の映像品質と、スマートデバイスとしての先進機能を求めるなら、70mai T800が他の選択肢を凌駕することは間違いありません。一方で、ブランドの安心感や日本市場への細やかな最適化を一番に考えるなら、国内メーカーのモデルも依然として有力な候補になると思います。
8. 総括:70mai T800は、すべてのドライバーの「安全」と「思い出」を記録する最高のパートナーだ
今回の徹底レビューを通じて、70mai Dash Cam 4K T800の全貌が明らかになったと思います。最後に、良い点・悪い点を包み隠さずお伝えして、このレビューを締めくくります。
良い点 (Pros)
- 圧倒的な前後4K画質 最新のSony STARVIS 2センサーによる映像は、昼も夜も問わず、驚くほど鮮明。
- 卓越した夜間撮影能力 他のドラレコとはレベルが違う。暗闇を驚くほど明るくクリアに記録。
- 3チャンネルの絶対的な安心感 前方・後方・車内を同時に記録して、あらゆる角度からの脅威に備えられるのは心強い。
- 先進的な駐車監視機能 AI動体検知やバッファ付き録画は、駐車中の不安を大幅に軽減(要ハードワイヤーキット)。
- 大容量512GBカード標準付属 長時間の4K録画にも余裕で対応。追加でカードを買う必要がないのは嬉しい。
気になる点 (Cons)
- ハードワイヤーキットが必須 駐車監視の全機能を利用するには、別売の4Gハードワイヤーキットの購入と取り付けが絶対に必要になる点。
- アプリ接続のクセ スマホのモバイルデータ通信をOFFにしないと、Wi-Fi接続が不安定になる場合があること。
- 価格 国内のハイエンドモデルと同じか、それ以上の価格帯なので、予算との相談は必要。
- LED信号機への対応 フレームレートが30fpsのため、日本のLED信号機とタイミングが重なると、一瞬消灯したように記録される可能性がゼロではないこと。
1台3役の価値
70mai T800は、単なるドライブレコーダーの枠を超えた「1台3役」の価値を提供してくれます。それは、事故の際の①議論の余地ない証人であり、駐車監視やADASによる②予防的な守護神であり、そして旅のすべてを最高の画質で残す③高品質な思い出の記録係でもあるんです。
究極の安全性を確保しながら、かけがえのないドライブのすべてを息をのむようなディテールで記録する。この一台は、愛車との時間を大切にするすべてのドライバーにとって、最高のパートナーとなり得る、価値ある投資だとカーすきは結論付けます。
以上、カーすきがお届けする70mai T800の徹底レビューでした。車好きの一人として、この記事が皆さんのドラレコ選びの参考になれば嬉しいです。
それでは、安全で楽しいカーライフを!